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性器ヘルペスはなぜ何度も再発するの?

性感染症の一つに性器ヘルペスがあります。口の周りや唇の部分に水疱や腫れが出る症状のことを、口蓋ヘルペスと呼んでいますが、同じような症状が性器にも表れます。性器ヘルペスの原因は、ウイルスに感染することで起こります。

他の性感染症と同じく、主に性交渉がウイルスの感染経路となります。性器ヘルペスの原因菌を持つ人の体液に直接触れるようなセックスやオーラルセックス、アナルセックスをすることで、菌に感染してしまいます。性交渉を感染経路とする性感染症は他にもありますが、性器ヘルペスは再発しやすいのが特徴です。一度性器ヘルペスに感染すると、そのウイルスが体内に残っており、ストレスなどで抵抗力が落ちたときに、活発に活動するようになります。

疲れや寝不足、ストレスなどで免疫力低下が起こりやすくなったときは、特に再発への注意が必要です。同じような働きをする菌に水痘・帯状疱疹ウイルスがあります。水痘・帯状疱疹ウイルスに一度感染してしまうと、同じように免疫力低下が見られた時に、症状が出るようになります。性器ヘルペスの原因菌とは別物ですが、どちらも、免疫力低下時に活発に活動するようになるため、日頃から免疫力が低下しないように気を付けることが予防にもつながっていきます。

性器ヘルペスの症状は、水疱は腫れができますが、人によって症状の表れ方は別物です。痛みや腫れの症状が軽度の場合、異変に気が付かない事が少なくありません。早い段階で異変に気が付くことができれば、病院を受診して適切な治療を受けることができるようになります。

性器ヘルペスをそのまま放置しておくと、合併症を起こすリスクが高くなってしまうので、注意が必要です。女性が感染して妊婦になった場合、死産や流産のリスクが高くなってしまいます。また、母親が性器ヘルペスに感染していると、分娩時に新生児が産道を通るときに感染してしまうことがあります。最悪の場合、赤ちゃんに神経障害が出たり、死にいたったりすることもあるほどです。

女性が性器ヘルペスに感染してしまうと、赤ちゃんへの影響も大きくなるので、日頃から予防措置を取っておくことが大切です。妊娠を望んだときは、パートナーと一緒に事前に検査を受けてから、性交渉を持ったほうが安心です。また、妊婦となってからも定期的に検査を受けておくことで、早期発見早期治療が可能になります。そして、性交渉のときにはコンドームを着用するのも、死産や流産を防ぐ有効策になります。