• ホーム
  • 実は多い!オーラルセックスでうつる性感染症

実は多い!オーラルセックスでうつる性感染症

男性を診ている医者

性感染症といえば、性器同士を触れあう性交渉で移るという意味で認識している人が多いかもしれません。実は、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する危険性があるのです。性感染症の原因菌は、その菌を保有している人の体液に含まれています。

オーラルセックスでもアナルセックスでも相手の体液に触れてしまうため、感染リスクが高くなってしまいます。オーラルセックスとは口や舌を使って相手の性器を刺激する意味であり、その場合は、口腔内から性感染症の原因菌に感染してしまうのです。

口腔から性器に触れた場合、喉や耳、鼻などに原因菌が感染するのが一般的です。喉や耳に症状が出ると、風邪だと判断してしまうことが多く、人によっては目立った自覚症状が出ないので、自分が性感染症にかかっていることを気が付けないのです。そして、性感染症に感染しているのにオーラルセックスやアナルセックス、性交渉を続けて、どんどん感染を広げていくことになってしまいます。

オーラルセックスで感染する性感染症の一つに淋病があります。淋病は淋菌に感染することで起こる感染症であり、主に10代後半から30代といった若い世代に患者数が多いのが特徴です。オーラルセックスで感染した場合は、性器から口腔への経路で咽頭部分に淋菌が感染します。クラミジアも、比較的患者数が多い性感染症の一種です。

クラミジアはクラミジアやトラコマチスという菌に感染することで起こる感染症です。クラミジアも一般的な性交渉だけでなく、オーラルセックスで感染する危険性がある性感染症です。性器ヘルペスは、主に性器に感染するウイルス性の疾患になります。

唇にできる口蓋ヘルペスと同じで、菌に感染した周辺には水疱やただれが見られ、痛みやかゆみを伴います。性器ヘルペスも性器だけでなく、オーラルセックスで性器から口腔に感染することがあるので、注意が必要になります。もちろん口腔から性器に感染するリスクがあります。梅毒は、梅毒トレポネーマに感染することで発症する性感染症の一種です。

梅毒もまた、オーラルセックスで感染する危険性があります。しかも、近年梅毒患者が若い世代を中心に増加していると言われているので、注意が必要です。性感染症の感染が拡大している理由としては、初期段階で自覚症状が表れにくいことです。

痛みやかゆみ、しこりといった症状が出ても、短期間で収まることが多いため、自然治癒したと自己判断してしまうことも、感染が広がっている原因の一つです。感染を広げないためにも、早期発見早期治療が大切です。